仮面ライダーV3 第1話 ライダー3号 その名はV3!


お花は大切に

新番組予告、音楽はいつものままです。そういえば、『仮面ライダー』が当初“怪奇アクション”だったことをすっかり忘れてました。

オープニング、番組タイトル後、原作・脚本・出演のテロップのバックは、静止画を無理やり揺らしたような映像です。ハリケーンのSUZUKIの文字がとっても目立っています。

また、ナレーションはなく、第1話限定の映像がオープニングのラストに使われています。

原付に乗った男の人がマンホールを覗き込むと、ハサミジャガーにやられます。ところでこの時、組体操みたいに戦闘員が下からやぐらを組んでハサミジャガーを支えているのでしょうか。だとしたら、マンホールの深さって普通どれくらいあるのか分かりませんが、相当数の戦闘員が必要です。

そこを通りかかった一般人・風見志郎。男の人が溶けるのを見て「人間が溶ける!」と恐れおののきます。とても風見志郎とは思えないウブな発言です。まあ改造前ですけど。

翌日の風見家。妹の雪子さんが風見志郎を起こしにいく隙に、何者かがコーヒーに毒を入れます。普通に手で入れてました。

寝ぼけまなこであくびしながら、コーヒーに砂糖を入れてかき混ぜる風見史郎。そこで「待てよ」と昨夜のことを考える風見志郎ですが、まるで、今この瞬間に初めて思い出したような口ぶりです。普通の人間なら、人間が溶けるのを目撃したら興奮と恐怖で絶対に眠れないと思うのですが、グースカ寝てやがりましたかこの人。やはり改造人間向きだったのでしょうか風見志郎。

あと、風見志郎のコーヒーカップ、いかにも毒が盛られているような、なんとも言えない模様です。

コーヒーを飲もうとしている風見志郎を雪子さんが脅かします。「こら雪子、びっくりするじゃないか」と、ちょっとキレる風見志郎ですが、後ろからワッと言われたくらいで、コーヒー丸ごと下にこぼすとというのもどうかと思います。

そうこうしているうちに、コーヒーが火を吹きました。もしかしてほっといたら自然発火する代物でしょうか。

コーヒーを分析する本郷猛。「志郎、おまえのコーヒに入れてあったのは、チベット産のルガーという猛毒だ」と本郷猛。

「これでもまだ信じませんか?二度も命を狙われたんですよ」と風見志郎ですが、自慢げに言ってどうするのでしょう。

風見志郎がオートバイに乗っているのを、おやじさんと本郷猛が見ています。おやじさん、立花レーシングクラブと書いた服を着ています。本郷猛は、画家になり損なった人のような格好です。

「まだまだコーナリングが甘いぞ」と風見志郎に言うおやじさん。本郷猛と世間話しながら、しっかりと風見志郎の走りも見ていたとは、おやじさん恐るべしです。

しかし、風見志郎の前方で大爆発が怒ります。「空から爆弾だ。三度目…」と風見志郎。やっぱりどんな状況でも回数にはこだわっているようです。

本郷猛は、怪しい一団を追います。そして追った先には、本郷猛の墓がありました。本郷猛、デストロンに墓を作ってもらえるとは、なんと幸せな男なのでしょう。ただしプレートが紙というのはいただけませんが。

風見志郎が救急車で運ばれた後、やってくる本郷猛に「どうした変な顔をして」と一文字隼人。相手が本郷猛だからいいですが、下手すると殴り合いのケンカにもなりかねない暴言です。

「俺の墓があったよ」と本郷猛。「そうか、俺にも作ってほしいよ」とか言わなくて良かったです一文字隼人。

すると、「ケガ人はどこですか」ともう1台救急車がやってきます。どうやらこっちが本物だったようです。「しまった!!」と一文字隼人。そのセリフをうけて パーッパッパララー♪ と、第1作終盤でおなじみの音楽が流れます。『V3』も武田さんが選曲で良かったです。

救急車内では、山浦栄さんが風見志郎に何か注射しようとしますが、狸寝入りをしていた風見志郎に阻まれます。「貴様にも打ってやろうか!!」と風見志郎。とても仮面ライダーとは思えない悪魔の所業です。まあ改造前ですけど。

ハサミジャガーは、山浦さんを始末してさっさと基地に逃げます。ハサミジャガーと戦闘員が普通に建物に入って行くのを純子さんが目撃します。

戦闘員に追われる純子さんを風見志郎が助けます。気を失う純子さんに「弱っちまったな」と風見志郎ですが、明らかに顔がにやけてます。

風見志郎は、自宅に純子さんを連れて行きます。どう考えても妹さんの言う通り怪しい関係に思えますが、どうやら、偶然会って助けたと母親には言っていたようです。そんなごまかしが通用するとでも思ったのでしょうか。いやまあ、それが本当なんですけどね。

ここなら安全ですからねと母親。まあ、普通はそう思うでしょうけど。

ライダー隊本部、「なかなか姿を見せんが、今度の敵は油断できんぞ」とおやじさん。ショッカーやゲルショッカーも、十分油断できない相手だったと思いますが。

自宅が危ないと知りオートバイで急行する風見志郎ですが、完全に曲乗りです。また改造前ですが。

風見家には、まるでボール紙でも破るように壁を割って、ハサミジャガーが現れます。「我々の姿を見たものは全て死んでもらう!」とハサミジャガー。自分の方から出てきておいて、勝手なことを言わないでほしいものです。

風見志郎の両親と雪子さんが殺されたあと、本郷猛がやって来ます。もう少し早く来ていただきたかったものです。本郷猛は仮面ライダーに変身。風見志郎は驚きますが、純子さんは意外にリアクションが薄いです。

さらに駆けつけるライダー2号。準備よく変身していましたが、戦闘はありませんでした。

家族の仇を討つため、自分を改造人間にしてくれとダブルライダーに頼む風見志郎。しかし本郷猛は、個人の復讐のために力は貸せないと言います。

「改造人間は私たちふたりだけでいい。人間でありながら人間ではない。その苦しみは私たちふたりだけで十分なんだ」と一文字隼人。もっとも、アナタたちが戦ったあの怪人もこの怪人も、いやさっきいた怪人だって改造人間なんですけどね。まあ、この状況なのでそれはいいです。

デストロンの基地に乗り込むダブルライダー。そこで聞いたのは、死んだはずのゲルショッカー首領の声。首領は、仮面ライダーが私の姿を見ることは二度とないとか、最後の組織・デストロンを結成したとか言います。

確かに、首領の本当の姿は『ストロンガー』最終回のときでさえ、見れたかどうかは甚だ疑問ですが、少なくとも「最後の組織」ではなかったようです。

首領は、改造人間分解光線で二人の仮面ライダーを殺そうとしますが、そこへ風見志郎がわって入ります。苦しむ風見志郎。どうやら、改造人間には有害でも、普通の人間には屁の役にも立たない兵器というわけではなかったようです。

風見志郎の命を救うため、ダブルライダーはデストロンの設備を使って風見志郎に改造手術を施します。まさにデストロンさまさまです。

だいたい改造手術って、ゆうに2、3時間はかかると思うのですが、その間デストロンは基地の設備を使わせっぱなしで何をしてたのでしょう。

改造手術がすっかり終わり、ダブルライダーがエネルギーチャージしているところへ、ようやくカメバズーカの砲撃です。

「これだけ撃てば、二人の仮面ライダーは完全に死んだな」と、一仕事終えたように言うカメバズーカ。まあ遅過ぎたんですけどね。

しっかり生きていた仮面ライダー。「デストロンを倒すまでは、仮面ライダーは死なん!」とライダー1号。この時点では、デストロンと戦う気満々だったようです。

あと、ライダー1号の仕草が、若干ストロンガーに見えなくもないですが、多分気のせいです。

カメバズーカの砲撃にダブルライダーが苦戦していると、新しい効果音、主題歌インストのサビとともに登場する仮面ライダーV3。主役ライダーが第1話で1分も登場しない斬新な展開ですが、これも作品世界が第1作と直結であることと、まさに『仮面ライダー』だからこそなし得た展開です。

次回予告、まだ予告用に編集されていない主題歌インストが使用されています。

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