仮面ライダー 第15話 逆襲サボテグロン


【できればプチプチに包んでいただきたい】

オープニング、この回から一文字隼人改造シーンとナレーションが入ります。歴代のナレーションの中でテンションというかキーが高めのナレーションです。

『仮面ライダーのうた』インストバージョン1で前回のあらすじ。“仮面ライダー危うし!!”で終わった前回ですが、仮面ライダーは何事もなかったかのように、物理の法則を全く無視したジャンプで危機を回避、その勢いでサボテグロンにライダーキックをくらわせます。

ライダーキックをくらった上にサボテン爆弾に激突したサボテグロン。どう考えても死んでそうですが、地中に逃げたそうです。まあこの段階で死なれると早々に番組終わってしまうので生きていていただかないと困ります。

滝和也とおやじさん、ものごっつい手のひら返しに見えますが、まあいいです。

一文字隼人は、改造されたことを回想します。資料によれば、仮面ライダーを倒すために改造された一文字隼人は、脳改造の直前に本郷猛に救い出されたそうです。

ところで考えたのですが、本郷猛はどのタイミングで一文字隼人を見つけたのでしょうか。ショッカーの改造手術は脳改造を最後に行うようですので、本当に今まさに脳改造手術をされるというタイミングで救い出したのでしょうか。

もしかしたら、体の手術中に発見したものの、このまま救い出しても中途半端な能力になるので、体の改造が完了するまで待っていたとも考えられます。そのあと救い出したとしても、言葉の上では“脳改造直前”が成立します。

後者でないことを祈りたいものです。

一文字隼人の部屋に、マリというか山本リンダがやってきます。マリは、一文字隼人がネコ並みなので住所が分かったそうです。ところで前回「人を見たら殴りかかるってのは悪い趣味ですね」と言ってた一文字隼人ですが、お客さんの足を引っかけるのもあまりいい趣味とは言えないと思います。

「あたしをモデルに使ってくれな〜い♪」と、こっちから頼んでもなかなかOKしてくれないことを自分から言ってくれているというのに、断るばかりかマリをさっさと返そうとする一文字隼人。

バカなヤツ。何てもったいないことを。

マリは一文字隼人へのお届けものを持っていました。サボテン爆弾です。よく輸送中に爆発しなかったものです。

一文字隼人は、サボテン爆弾をそこらへんに放り投げて大爆発です。どうやら一文字隼人、ショッカーにもネコ並み扱いされていたようです。

もうひとつそれを見たというマリに思い出すように迫る一文字隼人。「モデルに使ってやるから!!」と一文字隼人ですが、切迫した事態の割には緊張感のない脅し文句です。

立花レーシングクラブにもサボテン爆弾が届いてました。おやじさんへのお届けものだというのに、ユリが放り投げたところを一文字隼人がナイスキャッチ。そこへ歯磨きしながらおやじさんが出てきます。なんだか演出が昭和です。昭和なのでいいですが。

クラブを見張っていたショッカー戦闘員を、巨乳コンビのマリとミチが追いかけます。現れるショッカー。マリはそこらへんの木の棒で対抗ですが、意外に通用しています。

それをしばらく見物していた一文字隼人は仮面ライダーに変身。「ショッカーは血も涙もないと聞いていたが、女まで殺そうとするのは本当だな」と言います。まあ実際には殺せてないどころか木の棒で応戦されてましたが。

捕虜になった戦闘員がクラブにいます。史郎くん、相手が手出しできないと分かるとすこぶる強気です。

この場面ですが、1997年の毎日放送での再放送では、おやじさんの「掃除用改造人間」という部分と、後の「おれは掃除用改造人間にされちまいます」というセリフの“掃除”という言葉が、カットされています。
これは、おやじさんのセリフの前についている修飾語とあわせると、見る人によっては侮辱にあたる可能性があるという判断だったと思います。

ちなみにこの時の放送枠は、毎週土曜深夜2時25分からの1時間枠で2本放送してました。CSではありません。地上波です。

「わかったか、毎日放送とはこんな恐ろしいことをするんだ」(←第81話の滝和也風に)

クラブに来る足音にビビりまくりの史郎くん。やってきたのはいつもの3人組。「脅かしっこなしだよ」と言う史郎くん。

勝手にビビったのはあなたです。

「ねえ見てユリ、悪いヤツの捕虜よ」と言うマリ。「残念だな、あたしも行けは良かった」と指をポキポキ鳴らすユリですが、それやると指が太くなるって話ですよ。

「よく見ると気味の悪い顔ね」「今時流行の顔じゃないわ」と言いたい放題の3人組。こういう覆面って、この頃流行じゃなかったですか。

その3人組を見て、この人たち頭の構造はどうなってるんだろうと言う史郎くん。

だから、あなたがビビリすぎなだけです。

するとクラブに、怪人のお客様第1号・サボテグロンさんのご来店です。史郎・マリ・ミチは速攻で気絶ですが、ユリは健気に立ち向かおうとします。さすが、少年ライダー隊まで残っただけのことはありますがあえなく撃沈。サボテグロくんは、ものごっついディレイのかかった声で一言「間抜け!」と罵った後、戦闘員を連れて行きます。

ちなみに、このシーンが史郎くん最後の出番です。おつかれさまでした!花束花束!!

ショッカーの基地へ入る車の下にへばりついている滝和也。超人ぶりを発揮ですが、もし車がものごっついシャコタンとかだったらどうするつもりだったのでしょう。

それにしても、そこらへんを走っていく人間を見逃すショッカー。ザル。

正面突破が難しいと見た滝和也は遠回りをしますが、それってちと遠回り過ぎやしませんか。滝和也は戦闘員に化けて基地に潜入です。それにしても入り口にいた戦闘員、事前に入る人数とか構成とか聞いていないのでしょうか。やっぱりザル。

Z作戦を説明するサボテグロン。今回も頭の薄い科学者が目に飛び込んできて気になってしょうがありません。

滝和也、余計なことを聞いたためにサボテグロンにバレてしまいます。せめて赤戦闘員の服を着るべきでした。

ショッカーに捕えられた滝ですが、先に潜入していた仮面ライダーに助けられます。

マスクの上にマスクではパッツンパッツンだったのでは。

仮面ライダーは、サボテン爆弾の貯蔵庫を壊します。ゴロンゴロン転がりますが、奇跡的に爆発しませんでした。震撼が機能してなかったのでしょう。

仮面ライダーは、基地内の部屋ごとに、一個一個丁寧にサボテン爆弾のプレゼントです。爆弾をくらった戦闘員たちは煙とともに部屋から出てきます。

バ●サンでいぶし出されたゴキブリのようです。

サボテグロンは、サボテン爆弾を体にくくりつけ、自爆覚悟で仮面ライダーに最後の挑戦。ショッカーながら、なかなか大したヤツでした。しかしサボテグロンは攻撃を仮面ライダーにかわされ、伊豆シャボテン公園とともに散りました。

この後、一文字隼人は本当にマリをモデルにしたのか、また一文字隼人の住んでるあたりは、今頃爆弾騒ぎでエラいことになってはしないか気になりながら今回は終わりです。

次回予告、第16話の予告からサブタイトルが予告の最後に表示されるようになり、以後このパターンが定着します。

(Visited 270 times, 1 visits today)