特捜最前線 第401話 盲導犬バロン号の追跡!


【脚本 広井由美子  監督 辻 理】

あつこ「刑事さん、イヌ好きなの?」
叶「ええ、特にこういうのはね」
五条の頃からそうだったな、確かに。

◆   ◆   ◆

とりあえず、姿を消したのりこちゃんが戻ってきてやれやれ…。で、終わる話。

30分ものなら、このレベルの本でいいのだが、1時間もの、しかも特捜となると、なんとも物足りない話。

青柳あつこと川田のりこの接点や設定はこれでいいと思うのだが、事件の中身に関しては、もう少し肉付けする余地が多分にあったのではないか。

そもそも、犯人の動機が希薄。「女なら誰でもよかった」的なことを言ってるが、それではやはり不足。

殺された女性でなければならなかった、狙われる理由は、やはり必要。そこから、またドラマが出来るのではないか。

そして、現場に居合わせたのりこちゃんだけ殺さなかった理由も不明確。「さすがのお前でもこの子だけは殺せなかったようだな」では理由にならない。

まあ、目が見えなかった、つまり、見られてなかったから生かしたのかもしれないが、その点についても「他は殺した理由」と対比される理由が必要だと思う。

あとひとつ、どうにも女の子ひとり消えたという緊迫感が、特命課の捜査から伝わってこない。なんだか「淡々と」刑事が動いているようにしか見えないのは残念だった。

あとは、せっかく盲導犬バロンがいるのだから、もっと何か犬ならではの機転の効いた描写が欲しかったかなと思う。

ていうか、普通に考えたら、美容院でバロンが男に気づく→叶に合図を送る→特命課刑事急行→任意で引っぱる→逮捕 で、終わりな気もするのだが。後半は無理に引っぱっただけ?

途中、カンコちゃんが無駄に喋った「ファッション情報」も、たいしてドラマでは生きてなかったしな…。なんとしても、あの情報を、劇中に入れたかったのだろうか?

というわけで、とりあえず「犬!」とくれば「叶!…いや、夏夕介!」くらいしか見所がなかったかなぁ。

あと「お砂糖は?」と言われて「ブラッ…いや、ふたつ」というあたりの優しさ。

どっかのお固い誰かさんは「30」って言ってたけど。歳じゃないって。

この回、三原じゅん子が出演しています。

(2011/10/30)

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