特捜最前線 第364話 誘拐・天使の身代金!


【脚本 宮下潤(隼)一 監督 宮越 澄】

快、快、からだが笑ってる

◆   ◆   ◆

沖縄ロケ編。別バージョンのオープニング映像も作る気合の入れよう。

珊瑚礁の光と影
マリンブルーの悲しみを秘めた犯罪
熱帯の島・沖縄に、真実を追う男たちが飛ぶ!
彼ら、特捜最前線!

て、

すんません、吉野だけ飛んでないんですけど。

で、話としては、この事件の発端であり、コイツさえいなければこんな事件は起こらなかったんだ的な人間のクズ・大曽根の手下に海に落とされて殺されかけたのに、そいつらが逮捕されるやいなや、今度は自分から海に飛び込もうとする、仲里かおるの不可解な行動を除けば、よくまとまった回。

もっとも、まとまり過ぎて特徴がイマイチなかったりするのだが。

この回は、前述のように、留守番の吉野とカンコちゃん以外は沖縄に行く。

「吉野は東京、あとは全員沖縄!」て、課長が言った直後の「えぇぇ、俺だけ沖縄行けないのかよぉ…」と言わんばかりの、吉野の寂しそうな顔w

今回、特別オープニングのラストカットで、2代目オープニングを彷彿とさせる、特命課揃い踏みの階段下りが!

あ、でもやっぱり吉野がいない…。

その吉野は、オープニングでは課長の椅子を占拠!あとで課長に言いつけよーっと。

あと、地方ロケお約束のタイアップ攻勢、やたらと出てくる全○空と、やっぱり出たか琉球○産。

ゲスト出演者では、仲里しのぶ役として、後のGUTS隊長・高樹澪が登場。

そして、大曽根役として、大鉄人17のレッドマフラー隊隊長・鬼の剣持こと原口剛さんが出演。

ただ、ヒゲがないからなのか、あの「鬼」のころの脂ぎった感じがなかったのは少々残念。正直、エンディングのテロップを見るまで、出てることに気がつかなった。

さらには、大曽根の息子役で、おそらくではあるが、辺土名一茶が出演。テロップも出てたし、顔も似てるので、間違いないと思う。

最後に、今回に限ったことではないが、選曲の上手さ、特に曲の入り方の上手さが目立った。

これはおそらく、監督側ではなく、選曲を担当した石川さんの力量によるところが大きいと思われる。

特に「全員沖縄!」でカットが沖縄の海に変わったときの「私だけの十字架」アレンジ音楽の入り方。

または、造成地の砂に刺さっている墓標?のようなものが映ったときの曲の入り方。

私も昔、映画を作っていたことがあって、そのときについていたベテラン映画監督から「シーンに音楽をぶつけるんだよ!」とよく言われたものだか、その「ぶつける」ということの意味と効果がよく分かる選曲であった。

(2011.10.27)

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