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特捜最前線 第363話 獄中からのラブレター!

【脚本 峯尾基三 監督 村山新治】

冒頭で女が殺される事件が起こるが、その犯人はあっさり捕まる。

そして、吉野が信じる三上という男と、女を殺した男は、共謀して4年前に銀行強盗をしていた。

その二人のうち、どちらが主犯でどちらが従犯か、それを解明するという流れで話は進められる。

『特捜』でも珍しい形の展開なので、その点は興味を持ったのだが、よくよく考えて見ると、三上はわざわざ捕まる必要があったのかいな?


金が欲しけりゃひとりでさっさと逃げりゃいいじゃん。


と、普通に私は思ってしまったのだが。

あと、冒頭の女の存在がかなり稀薄。もう少し本筋に関係あるのかと思ったが。

思うに、人物があって話を組み立てたのではなく、話の都合のために人物を仕立て上げた脚本という感じ。人物が、単なる話の“部品”になってる感があり、中身自体はそれほどでもない回だった。

ていうか、今考えたら、サブタイトルと内容が、かなりかけ離れてるなこりゃ。

確かに獄中から手紙は送ってたが、別にラブレターという中身ではなく、単なる現状報告っぽい。

あと、例えば手紙の中に謎を解く鍵がいくつもちりばめられてたりとか、実は欠けている手紙があって、それが重要アイテムだったとか、手紙を扱うなら扱うで、話を組み立てる上の手紙の使い方はいくらでもあったように思うんですがねぇ。


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