特捜最前線 第333話 一円玉の詩!


【脚本 大川タケシ 監督 山口和彦】

レジの女は大神官ビシュム!

◆   ◆   ◆

「1円を笑うものは1円に泣くんだよ」と言っていたという母の影響で、1円を貯めている紅林。

その言葉、まさにその通りだと思う。

なので、

たとえガキと言えども、金を投げる奴は万死に値するな。

で、本編。タクシー運転手殺人現場に残された、大量の1円玉をめぐって展開する話。

早々に、DVD-BOX第1巻に収録された話ではあるが、なにやら、サブタイトルのインパクトだけで選ばれたという感がなくはない。

まあ、題材は面白いし、決して悪い話ではないのだが、もう少し上手く構成できたのではないかと思う。

特に、子供が母親のために1円を貯めていたくだりなどは、ぶっちゃけ無くても話自体は成立するため、出すのであれば、もうひと工夫欲しかった。

ていうか、もしワタシがこのテーマでシナリオを書くなら、5円足りないがために、無銭飲食だの警察行くかだのとぬかしやがった、食堂の親父を殺す話にするだろう。

あれ、もし女じゃなくてヤクザ風の恐い男だったらどうするつもりだったのか?女に言ったのと同じ口調で同じことが言えるのか?

ああいう、人の容姿や顔色をうかがって、態度を変える奴は、ワタシは大嫌いだ。いやまあ、それは個人的な見解だが、『深夜便の女』ではないが、“5円のために人を殺す”という話でも良かった気がする。

それにしても、「特捜」に出てくる所轄所の刑事というのは、とことんまでにいい加減だなぁ…。

この回、後の「仮面ライダーBLACK」で大神官アンド大怪人ビシュムとなる、好井ひとみさんが登場。声や喋り方がもう、すでにビシュム様。

ていうか可愛い。

なんせ、ブラックの時は、素顔で出たのは劇場版第2作くらいだったから、今回はかなり嬉しい。

また、特捜では“常連”の、根岸一正氏や北條清嗣氏が、それぞれワンシーンのみ登場。なかなか贅沢な(?)配役である。

そして、謎の男、紅林甚一。

謎 その1: 思えば『殺人クイズ招待状』の時もそうだったが、いくら刑事とはいえ(?)、大の男がカバンひとつ持たずにお帰りというのはどうかと思うぞ。

確かに、手ブラで歩く映像の方が見慣れてはいるが、よくよく考えて見ると、やっぱり変。

謎 その2: ウイスキーのボトルに1円玉を貯めていた紅林だが、その瓶の挿入口は、一体どうやって空けたのか…。

あと、特命課刑事がデ●ターラ●オンを買うのは基本中の基本。

間違ってもガー●ハローとか買ってはいけません。

それと、ファミリー劇場で放送された分の映像は、かなりフィルム痛んでたな…。まさか、本放送もこの映像だったの?

DVDはDVDで、この話は音がこもってるし…。もう少し、フィルムの保存や映像の管理はちゃんとしてね、東●さん。

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