特捜最前線 第295話 モーニングサービスの謎!


【脚本 峯尾基三 監督 松尾昭典】

モーニングサービスよりも、このサブタイトルの方が謎だ。

ひさびさ?に見る“カッコいい吉野”が堪能できる回。

事件としては、犯人が、憎い相手を合法的に殺したように見せかけるため、その憎い相手がサラ金強盗をして、喫茶店を占拠して、その人質となった犯人が正当防衛で強盗を射殺する、という筋書きを作り、女と一緒に実行するというもの。

事件のからくり自体は、話を追っていけば察しがつくのだが、問題は動機。

まあ、どうせ男と女がどうとか、そういうつまんない理由なんだろうな…と思っていたら、そうではなかった。

そもそもの発端は、犯人が、死んだ男の戯曲を盗作して、自分の作品とした事であった。

人によっては理解しにくい心情かもしれないが、私自身、モノを書く人間なので、私の作品を他人が“自分が書いたもの”として発表して、しかもそれで名声を得るような事があれば、私も、その盗作した奴を殺してやりたいと思うだろう。

そういう意味では、真に迫った話のように思える。いや、とりあえず今回は、カッコいい吉野が堪能できて、それが満足。

ちなみにこの回は、2008年3月の、ファミリー劇場での特捜最前線集中放送の番宣に、映像が多く使われた回。特捜では珍しいドンパチが割にある回なので、その辺りの映像を特に選んで使われていた。

まあ、視聴者の食いつきを良くするために、そういうシーンをつないだんだろうが、それってどうなんだ?

本来、ドンパチってのは特捜最前線の魅力ではないと思うのだが…。

まあ、それを知っているのは、おそらく特捜に詳しい人なので、あまり見た事ない人の興味を惹くためには、致し方ない方法か。そんなことを思ったりもしたのですが。

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