特捜最前線 第289話 死んだ筈の女!


【脚本 竹山 洋 監督 永野靖忠】

これはこれで、また変なタイトルだ。

吹けよ嵐!!

…って、南城竜也が出る度に、これ書いてるなオレ。

紅林が、2年前に死んだはずの女を目撃した事で始まる話。

この時から数えて5年前と言えば1977年。確かに紅林はまだ外事課にいた時だ。

1878年初めにゲスト出演していたような気がするが、あれは他人のそら似というわけだ(?)

でも2年前はバリバリ特命捜査課。被害者を知っているという事で、ひとり特命課から捜査に加わったらしい。

そうか、回によってメンバーがたまに不在のときがあるのは、そういう理由があったりするからか。

て、紅林が欠席の回なんて、ほとんどなかった気がするが…。

紅林が三浦友子さんですねと言うも、自分はマツイエツコだと言い張る女。

その女が三浦友子だという証拠を掴むため、

事件に遭うまで務めていた食堂の夫婦を会わせる作戦
指紋を採るために、町の奥さんに頼んで両替作戦
弁当の指紋を採るために、ゴミ箱漁り作戦
腹の傷を確かめるために、カンコ女湯潜入作戦
男の方の身元を調べるために、ニセ検問作戦

と、一般人相手に、ありとあらゆる作戦をとる特命課。思わず、ごく初期のダーティーな特命課を思い出してしまったぞ。

話としては、死刑になるか殺人未遂になるかで運命が一転する金森信吾のために、女の正体は確かめなければならないが、そうすると、過去を隠して生きている女の生活が壊れるというジレンマの中、紅林が苦悩するというのが軸。

女が正体を隠すのは、自分のためだけでなく、夫の過去を隠すためでもあった、というところから真相に近づいていく。

話としては十分に良い出来。ただ、三浦友子が新しい生活を堂々と送れるメドが立ったのは良いが、金森信吾も遅かれ早かれ刑を終えて出てくる訳で、その後どうするか、という問題は残っている気がするが。

それと、女が助かった経緯が意外と単純なものだったのは、若干拍子抜けかも。

腹を刺されて、川に落ちて、流されて、なおかつ生きてるなんて、そんな男塾みたいなことが特捜であり得るのか、とか思っていたのだが。

あと見逃せないのは、死ぬ覚悟が出来ていると見せかけて、助かる可能性があると分かると、途端に命乞いをする男。まあ、人間なんてそんなもんです。そういう意味では真に迫っている訳だが。

この回、おなじみの相馬剛三さんが出演。最近東映チャンネルで『宇宙刑事シャリバン』を見てるので、よく見る顔だが、そういや時期的にも近いな、この回。

あと、カンコちゃんが脱がなかったのが、至極残念。

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