特捜最前線 第260話 逮捕志願!


【脚本 長坂秀佳 監督 藤井邦夫】

例えば、ある人物を救うために、その人が無罪である確証をつかむために刑事が活躍し、
その人物が救われるというのは、普通のパターンである。だが、この回はその全く逆、犯罪を行った証拠をつかむことが、その人物を救うことになるという展開である。当然、それが最終目的であるのだから、それが完遂された暁にはその人物は逮捕されるわけなのである…。

”逮捕すること”が”救うこと”という、逆パターン、これもまた長坂氏の脚本であり、『特捜』の懐の深さを感じさせる。地味な作品ではあるが、叶と佐々垣の心情を丹念に追い、ラストの、手錠をかけられ微笑む佐々垣に結実させる展開は見事であり、これもまた傑作である。

【この回はこのDVDに収録されています】

特捜最前線 BEST SELECTION BOX Vol.4

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