特捜最前線 第250話 老刑事,赤い風船を追う!

【脚本 宮下隼一 監督 天野利彦】

なんだか『完全犯罪・ナイフの少女!』『列車大爆破0秒前!』#136・137『誘拐』編を適当にくっつけて作っただけのような回。

今回のゲスト主役の女・妹尾だが、子供を殺すために産むという行動が、果たしてあり得るのだろうかと疑問を持たざるを得ない。非常に奇異である。
むしろ、話の都合に合わせるためだけに、脚本家の頭の中だけで作り上げた人物像という気がして、全く真に迫らない。出産経験のある女性がこれを見たらどう思うか。

あと、誘拐事件が発生した時点で、誘拐されたのはこの女の子供だという展開が100パーセント読めてしまった。視聴者全てがそう思うかどうかはわからないが、少なくともこの展開(誘拐された子供が両親の本当の子ではない)も、かつて『誘拐』編で描かれたものであり、この話はそれ以上の話でないため、単なる二番煎じという印象しか受けない。

あと『誘拐』編で橘が言った「犯人の目的が金である以上、人質をどうこうすることはありません」という意味のセリフをもう一度言わせるところは、質の悪いパロディか単なるパクリにしか見えず、正直失笑を禁じ得なかった。

妨害電波を出しているのが赤い風船につけられた機械であることと、ラストシーンの演出はシチュエーションとしては良かったが、話そのものはハッキリ言って駄作。残念。

ちなみに、実際に赤い風船を「追って」いたのはおやじさんじゃなくて桜井ですが。まあ風船のことを思い出したのはおやじさんですが。

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