特捜最前線第179話 面影


【脚本 石松愛弘 監督 佐藤 肇】

2年目以降放送枠変更前の作品では数えるほどの、「!」がつかないサブタイトル。と同時に、のちに変則3部作となる「小泉純子編」の発端。

ただ、リアルタイムでこの回だけ見せられた人間にとってはかなり後味の悪い話。話としては、#77-#79の3部作「挑戦」編に近い話(脚本も同じ石松氏)。優しい人と最初は思われていた神代が、ひどい人間呼ばわりされるというパターン。

まあそれはいいのだが、なんとも感情移入できないというか、あんまり入れない話。理由としては、良太という男のせい。まず決定的に演技が下手。次に行動が短絡的。あと、叶に打たれて死ぬことで、純子の悲劇性と神代の非情さを表現しようとしたのかもしれないが、どう考えても叶の行動は妥当であるので、正直言って何の感動も覚えない。よって、この時点では、ただの後味の悪いだけの話。

あと、「あんたが殺したのよ」的なことを純子が神代に言ってるが、力がイマイチ。
やはりあれは津上の専売特許(#50,#146)

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