特捜最前線 第160話 復讐I・悪魔がくれたバリコン爆弾!

【脚本 長坂秀佳  監督 天野利彦】

お茶っ葉くらいで威張んないでよ!あんたなんかに奢る気ないんだから!

◆   ◆   ◆

東亜銀行の支店が、2支店連続で爆破された。

特命課が捜査に当たるころ、民間ビルの一室にある特命課に届いた一個の小包。

それは、周囲の静電気量を感知し、リミットを超えると爆発する仕組みになったている、バリアブル・コントロール爆弾であった。

しかも、特命課が入っているビルのフロアー10階・20階・30階にも、小型マイクを内蔵した消火器型爆弾が仕掛けられており、特命課で爆発が起こると、次々に誘爆する仕組みになっていた。

動けば爆弾、要求を拒否しても爆発。

バリコン爆弾によって、動きを封じられ、犯人の要求するがままに、部下たちに不本意な命令を送らなければならなくなった神代。

しかし、その課長の言動に不審をいだき始める桜井や橘。

そして、神代が最も恐れていたことが…橘たちが確めに特命課へやってくる…!

「ビルまるごと人質にとられる」という、他に例を見ない大胆な展開で始まる前後編。

第51話や最終回など、何度か特命課存続の危機はあったが、今回はその時のような「警視庁内の部署としての危機」ではなく「物理的に特命課が吹っ飛んで消えてなくなる」という大ピンチ。

長坂さんの脚本回らしく、バリコン爆弾という斬新なアイディアが登場。

それとともに、犯人の真の狙いを前編ではハッキリ描かず、スピーディーかつスリリングな展開に徹し、視聴者を惹きつける構成となっている。

最新鋭アイテム、動けない神代とカンコ、疑念を抱く特命課刑事たち。

全てがうまくストーリーで作用して、特捜最前線ならではの緊迫感と高揚感を感じさせる、傑作である。

そしてラスト、

「課長だ…課長に何かある!」
「…行こう!」

「橘より特命!よく聞け、課長の身に何かが起こってる!全員、全てをおいて急行せよ!!」

と、特命課に駆けつける刑事たち。

「来るな!誰も来るな!!」
「来ないでー!!」

果たして、課長とカンコの運命は?犯人の真の狙いは?

テンション最高潮のまま、次回へつづく!

この回、犯人役を演じたのは、三ッ木清隆さん。

この時の好演が目にとまって、後の犬養刑事として、レギュラーの座をつかむ…て、

5年後?

「犯人の言葉は信じられなくても、私の言葉は信じてくれ」と、バリコン爆弾が爆発したらどうなるかをカンコに説明する課長。

たとえば、私が動く!!!

あービックリした。ドカーンじゃないですか。

「そこに時間と、あんたの部下たちの名前、指令の内容が書いてある」という犯人。

ってヲイ、

滝はどうした?

あと、おやじさんが退職してたことも知ってたのか、コイツは。さすがだな(?)。

【この回はこのDVDに収録されています】

特捜最前線 BEST BOX2

(2011/11/24)

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