特捜最前線 第75話 面影・密告してきた女!

【脚本 井口真吾(高久進) 監督 佐藤 肇】

特捜で傑作を数多く書いた長坂秀佳さんは、麻薬を話のテーマに扱うと、内容が安直になるので書かないという話をしていたと、何かで聞いたことがある。だから、麻薬の話が描かれた回は、長坂脚本ではないな、という判断ができる。

そして、前述の「話が安直に…」というくだりを思い出す。だから、というわけではないが、この回は、展開に無理があるような印象を受けた。少なくとも、全特捜ストーリーの中で、傑作に入る部類ではないであろう。

私は、先の話とは別に、現在テレビドラマを実際に製作している方にも話を聞いたことがあるが、麻薬は、話をつくるうえで非常にシチュエーションが難しい、という。この回を見るにつけても、改めてそれを実感したような気がする。

とはいえ、それとは別に、紅林刑事の悲恋物語に、胸を熱くした視聴者の方も多数おられたことは、想像に難くない。しかし、『射殺魔・二十歳のメモリー!』での吉野もそうだったように、特命課刑事の恋は実らない?

この回は、モロボシ・ダンの森次晃次登場!!若かりし阿藤快までも出演してます。

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