特捜最前線 第62話 ラジコン爆弾を背負った刑事!


【脚本 長坂秀佳 監督 天野利彦】

「特捜最前線」で扱う事件は、本当に大きなものから小さなものまで、人探しから原子爆弾までと、ほんとうに幅広い。この回は、その中の「大きなもの」の典型であろう。

ラジコン爆弾という設定は、当時としては新しい発想だったであろうし、また、黒の義勇軍に捕われた特命課刑事が、刑事じゃないふりをするところは、それぞれのキャラクターが出ていて、非常に面白い。この時期の「特捜」においては、はやり傑作であろう。

どちらかというと、ストーリーよりも人物を追い、救いのない、やるせない展開が多い「特捜」だが、この回は、事件および時間経過を丹念に追い、かつラストはさわやかな印象で終わっている。神代が、自ら手錠をかけずに、犯人を他人に投げつけるところが、第51話同様、逆にカッコよかったりするのである。

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