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特捜最前線 第50話/第51話 兇弾・神代夏子死す!/凶弾2・面影に手錠が光る!

【脚本 長坂秀佳 監督 佐藤 肇】 

この話は、先の第48話「惜別・指の無い焼死体!」とつながっているのだが、残念ながら、サンテレビでの再放送では放送されなかったため(理由は不明)、いきなりこの話を見るとやや唐突だが、この段階で、神代の娘・夏子の恋人(仮面ライダー2号!)が殺されていることがわかる。そしてそれが、このはなしを形作る、ひとつのきっかけになっている。


この前後編は、1年目の「特捜」最大のヤマである。前編では、主役の娘が射殺されるという、そして後編では、ラストの述回のシーンまで、神代のセリフが全く無いという、大胆なストーリーとシチュエーションで構成されている。当時のことはわからないとしても、特に後編で、二谷英明さんに全く喋らせないという展開は、やはり視聴者に相当のインパクトを与えたとともに、「特捜最前線」という番組のパワーをしらしめることになったのではないだろうか。


さて、この話で個人的に思うのは、高杉刑事の役割である。後編、ほとんどぶち切れ状態で、夏子を殺した犯人を追う神代。その異常な行動に、特命課の刑事も戸惑う。しかし、高杉だけが、その行動に理解を示す。

「今、はじめて親になろうとしているんだ。ひたすらにな…」

実は高杉は、第36話「傷痕・夜明けに叫ぶ男」で、神代に「刑事なら理性だけは忘れるな」とたしなめられているが、そんな、感情と人情で動いてしまう高杉だからこそ、この時の神代の心情、行動を理解していたのではないか、そう思えてならないのである。高杉刑事は、西田敏行さんが演じていただけになおさらである。


結果、特命課ですら抑えにかかった神代を、高杉が促す形となり、夏子殺害の犯人を捕まえる(イナズマン!)。事件解決後、夕日の中、亡き夏子への思いを独白する、神代の心情はいかばかりか…。


【いただいたコメント】

投稿者:天知茂は天才
2007/11/21 14:35
この作品での神代警視正は本当に凄いですねえ。よくいえば執念、悪く言えば暴力マシーンですねえ。この迫力は凄いものでした。
またこの作品でのサブメインは、間違いなく高杉刑事でしょうねえ。他の特命戦士は神代警視正をせめるなか、高杉刑事だけは神代警視正の心情を理解してるからこそ、夏子の車を渡したんでしょうねえ。そして、他の特命戦士をとめる高杉刑事がかっよかったですねえ。ただ、その後桜井刑事が高杉刑事を殴るのですが、これが普通すぎて迫力なくて、これが残念でした。
また、桜井刑事も大活躍でしたね。この状況の中、冷静に物事を分析して犯人を推理する桜井刑事は、まさに神代警視正の片腕でした。本当にサブリーダーでした。
最後に予断ですが、南道郎さん演じる警官が凄く面白かったです。特に神代警視正に殴られたあの顔は一生忘れませんねえ。
とにかく最終回でもよかったのではないかというこの作品、これをみなければ本当に損するなあと思いました。

投稿者:稲妻猿人
2007/11/24 15:21
>天地茂は天才さん

たくさんコメントありがとうございます!
少しずつお返しのコメントさせていただきますのでなにとぞご容赦下さいませ。

この前後編、私も語りだすとキリがないのですが、サブメインが高杉刑事という点は私も同感です。あの役どころは、あの時点では高杉だけにしか出来なかったと思います。彼の活躍で、ドラマが奥深くなりました。

本作も、確かに最終回のような展開ですが、“課長が暴れた後に手がかりが残る”という展開が、まさか9年後の最終回につながっているとは、かなりビックリですね。

投稿者:天知茂は天才
2007/11/25 10:14
返信ありがとうございます。
たしかにそうですねえ。神代警視正はやはり凄い人でしたよ。大暴れしても自分を失わない凄い戦士だと思いました。
それから高杉刑事にはもっともっとでてほしかったですねえ。これが本当に残念です。

特捜最前線 BEST BOX2


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